日光市のキリスト教会 大沢バイブルチャーチ

神の恵みを数えつつ

2017.01.22 週報 No17-04

今週のみことば

罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、――あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。――
エペソ2章5節<新改訳>

先週の礼拝は関根牧師の米寿記念礼拝でした。
主にある皆様方のお祈りに支えられて今日まで守られてきましたことを感謝しております。心よりありがとう。

病める方々のために、またいろいろな都合で礼拝を休まれている方々のためにお祈りください。

神の恵みの深さ

エペソ2章の1-10節までの部分は、クリスチャンになる前の生活の回想をしているのが、1-3節です。
つまり信仰を持ってクリスチャンになるまでの生活の事を書いておいて、4-7節では洗礼を受けてどう変わったのかということについて書いています。

そして、8節からは、その「恵みによって救われる」というのはどういうことなのかを書いています。
こうやって初めに少し内容を整理しておくと、何が書かれているかを理解しやすいのではないかと思います。

クリスチャンになる前の私たち エペソ2章1-3節

自分の罪の中に、心・霊・魂は、死んだ状態。
罪は私たちの霊的な純潔を殺します。
罪の中に死んだ状態と聖書は語っています。

罪はあなたの理想を殺し、良心を麻痺させます。
人間の理性を混乱させ、創造主なる真の神と、人が造った偶像の区別さえ見失います。

救いは神の恵みによる エペソ2章4-6節

完全な神の前に、神の完全を満足させることは誰にもできません。
人は良き行い・良き業をしようとしてもできません。
愛に満ちた神の心を痛め傷つけた私たちの罪をどのようにして赦して頂けるのでしょうか。

恵みにより信仰により救われる エペソ2章7-10節

神の恵みにより、それを受け取る私たちの信仰。
信仰こそ、神と人を結びつける神の定めた確実な方法・力。
その信仰も神の賜物。
信仰とは……神の賜物を受け取る手であり、自分のものと受け入れる口であり、遥か遠くを見通す目です。

礼拝への招き

主を求めよ。お会いできる間に。近くにおられるうちに呼び求めよ。
イザヤ55章6節<新改訳>

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>



1 あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、
2 そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。
3 私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。
4 しかし、あわれみ豊かな神は、私たちを愛してくださったその大きな愛のゆえに、
5 罪過の中に死んでいたこの私たちをキリストとともに生かし、――あなたがたが救われたのは、ただ恵みによるのです。――
6 キリスト・イエスにおいて、ともによみがえらせ、ともに天の所にすわらせてくださいました。
7 それは、あとに来る世々において、このすぐれて豊かな御恵みを、キリスト・イエスにおいて私たちに賜わる慈愛によって明らかにお示しになるためでした。
8 あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。
9 行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。
10 私たちは神の作品であって、良い行ないをするためにキリスト・イエスにあって造られたのです。神は、私たちが良い行ないに歩むように、その良い行ないをもあらかじめ備えてくださったのです。
エペソ2章1-10節<新改訳>