日光市のキリスト教会 〒321-2344 栃木県日光市猪倉3365-11 0288-26-0732
舟の右側に網をおろせ
2017.05.14 週報 No17-20
今週のみことば
イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれます。」そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引き上げることができなかった。
ヨハネ21章6節<新改訳>
本日、礼拝後すぐに教会総会を開きます。2016年度の決算報告が主な議題です。大切な総会ですのでもれなくお残りください。お弁当が用意されています。
今週は、19-20日オリーブ聖会、講師は錦織先生です。
追悼・羽鳥明先生 Pert.3
アメリカの留学中に米国の放送伝道に心ひかれた羽鳥先生は在留日系人のための放送を手伝ったそうです。
それが縁で日本での放送伝道のためにと放送器具を伝道のためにいただいたそうです。
帰国してまもなく届いた沢山の放送器具を、恩師の宣教師であった故・バーネット先生のお部屋で、録音機を操作しながら、
「これからは日本もラジオで福音を伝える時代なのですよ」と私に機械の説明をしてくださった。
大事な放送器具を荷ほどきして試していたときの羽鳥先生は子どもが、とてつもないおもちゃを買ってもらった時のごとくに、嬉々としながら機材を試しておられた。
関根さん録音するから何か話してください。と言われても、もじもじしていた私に「では聖書を読んでください」と言われた。
生まれた初めて聞く録音機からの声に、驚いている私のそばでニコニコしながら、アメリカではいつでもどこでもラジオで福音放送が聞かれ、伝道されていること、今後の日本での放送伝道の抱負を熱く語ってくださった。
1967年ビリーグラハム伝道大会が日本で開催されたとき、羽鳥先生は名通訳者として、その名声は日本中の教会に鳴りひびいた。身近な存在の羽鳥先生が通訳している姿を誇らしい思いで見ながら、グラハム大会に参加した。
先生の働きは、福音伝道教団の枠を遥かに超えて、日本のキリスト教界が求めていた新進気鋭のリーダーとして、伝道者として、また神学者として幅広い働きを進められた。
しかし、先生はかつての教え子たちが牧会しているどんな田舎の小さな教会にも同じ情熱を持って奉仕してくださり、励ましてくださった。
私が牧師をしていた今市教会にも何度か奉仕してくださった。
羽鳥先生は神様の福音を、たくさんの著書を通して読ませて、ラジオ・テレビ等で日本中に聞かせてくださった神の器である。
そして、その神の福音をしっかりと見せてくださり、心の奥深くに刻み込んでくださった神の器であった。
神のなさることは、すべて時にかなって美しい。神はまた、人の心に永遠を与えられた。しかし人は、神が行われるみわざを、初めから終わりまで見きわめることができない。
伝道者の書3章11節<新改訳>
礼拝への招き
彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。
わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。
詩篇91章15節<新改訳>
祝福の祈り
『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>
1 この後、イエスはテベリヤの湖畔で、もう一度ご自分を弟子たちに現わされた。その現わされた次第はこうであった。
2 シモン・ペテロ、デドモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子たち、ほかにふたりの弟子がいっしょにいた。
3 シモン・ペテロが彼らに言った。「私は漁に行く。」彼らは言った。「私たちもいっしょに行きましょう。」彼らは出かけて、小舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった。
4 夜が明けそめたとき、イエスは岸べに立たれた。けれども弟子たちには、それがイエスであることがわからなかった。
5 イエスは彼らに言われた。「子どもたちよ。食べる物がありませんね。」彼らは答えた。「はい。ありません。」
6 イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれます。」そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引き上げることができなかった。
7 そこで、イエスの愛されたあの弟子がペテロに言った。「主です。」すると、シモン・ペテロは、主であると聞いて、裸だったので、上着をまとって、湖に飛び込んだ。
8 しかし、ほかの弟子たちは、魚の満ちたその網を引いて、小舟でやって来た。陸地から遠くなく、百メートル足らずの距離だったからである。
9 こうして彼らが陸地に上がったとき、そこに炭火とその上に載せた魚と、パンがあるのを見た。
10 イエスは彼らに言われた。「あなたがたの今とった魚を幾匹か持って来なさい。」
11 シモン・ペテロは舟に上がって、網を陸地に引き上げた。それは百五十三匹の大きな魚でいっぱいであった。それほど多かったけれども、網は破れなかった。
12 イエスは彼らに言われた。「さあ来て、朝の食事をしなさい。」弟子たちは主であることを知っていたので、だれも「あなたはどなたですか。」とあえて尋ねる者はいなかった。
ヨハネ21章1-12節<新改訳>