日光市のキリスト教会 大沢バイブルチャーチ

迫害者サウロの救い

2017.08.13 週報 No17-33

今週のみことば

するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった。彼は立ち上がって、バプテスマを受け、
使徒9章18節<新改訳>

今週末から、屋根の塗装工事のため足場工事が始まる予定です。天候等の関係で多少の遅延がありますが、月末までに工事は完成予定です。
夏本番、互いに健康に留意され、礼拝をお守りください。

目からうろこ

なんだか昔から日本語の中にあったような言葉ですが、日本国語大辞典を開くと、新約聖書の使徒行伝から出た言葉。
「何かがきっかけとなって、急に物事の事態がよく見え、理解できるようになるというような場合のたとえとして用いられる」とありました。

さあ、今日の礼拝で、あなたの心の目が開かれて、「目からうろこ」の体験ができるように祈ります。

はじめに……

新約聖書の書簡、の多くは使徒パウロが書きました。
パウロの働きなしに新約時代の宣教は語れません。

そのパウロの劇的回心の箇所が使徒の働き9章です。

今日の礼拝説教……使徒9章

迫害者サウロ……主の直接介入:1-9節

天からの光「なぜ、わたしを迫害するのか?」
「わたしはあなたが迫害しているイエスである」
サウロは、クリスチャンたちを迫害していたのだが?
イエス様は、迫害の矢面に立ってくださいます。

アナニヤという無名の使徒を用いたイエス様

偉大な伝道者パウロの救いに貢献した男
従順な人であった
迫害者サウロの名は当時の人々に知れ渡っていた
迫害者サウロに殺された仲間もいた
このサウロに近づいて「兄弟サウロよ!」

迫害者サウロの回心……偉大な伝道者パウロの誕生

サウロの目から「うろこのようなものが落ちた」
その様子を、パウロは後に、証している。使徒22章
一人の救いのために、イエス様はあなたを用いたい
すぐに成果が見えなくても、良いのです
結果はイエス様に任せて、あなたでなければできない働きがあります。時々イエス様は説明なしにアナニヤに言われたように「行きなさい」と命じます。

礼拝への招き

主は私にかかわるすべてのことを、成し遂げてくださいます。
主よ。あなたの恵みはとこしえにあります。
あなたの御手のわざを捨てないでください。
詩篇138章8節<新改訳>

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>



1 さてサウロは、なおも主の弟子たちに対する脅かしと殺害の意に燃えて、大祭司のところに行き、
2 ダマスコの諸会堂あての手紙を書いてくれるよう頼んだ。それは、この道の者であれば男でも女でも、見つけ次第縛り上げてエルサレムに引いて来るためであった。
3 ところが、道を進んで行って、ダマスコの近くまで来たとき、突然、天からの光が彼を巡り照らした。
4 彼は地に倒れて、「サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。」という声を聞いた。
5 彼が、「主よ。あなたはどなたですか。」と言うと、お答えがあった。「わたしは、あなたが迫害しているイエスである。
6 立ち上がって、町にはいりなさい。そうすれば、あなたのしなければならないことが告げられるはずです。」
7 同行していた人たちは、声は聞こえても、だれも見えないので、ものも言えずに立っていた。
8 サウロは地面から立ち上がったが、目は開いていても何も見えなかった。そこで人々は彼の手を引いて、ダマスコへ連れて行った。
9 彼は三日の間、目が見えず、また飲み食いもしなかった。
10 さて、ダマスコにアナニヤという弟子がいた。主が彼に幻の中で、「アナニヤよ。」と言われたので、「主よ。ここにおります。」と答えた。
11 すると主はこう言われた。「立って、『まっすぐ』という街路に行き、サウロというタルソ人をユダの家に尋ねなさい。そこで、彼は祈っています。
12 彼は、アナニヤという者がはいって来て、自分の上に手を置くと、目が再び見えるようになるのを、幻で見たのです。」
13 しかし、アナニヤはこう答えた。「主よ。私は多くの人々から、この人がエルサレムで、あなたの聖徒たちにどんなにひどいことをしたかを聞きました。
14 彼はここでも、あなたの御名を呼ぶ者たちをみな捕縛する権限を、祭司長たちから授けられているのです。」
15 しかし、主はこう言われた。「行きなさい。あの人はわたしの名を、異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です。
16 彼がわたしの名のために、どんなに苦しまなければならないかを、わたしは彼に示すつもりです。」
17 そこでアナニヤは出かけて行って、その家にはいり、サウロの上に手を置いてこう言った。「兄弟サウロ。あなたが来る途中でお現われになった主イエスが、私を遣わされました。あなたが再び見えるようになり、聖霊に満たされるためです。」
18 するとただちに、サウロの目からうろこのような物が落ちて、目が見えるようになった。彼は立ち上がって、バプテスマを受け、
19 食事をして元気づいた。 サウロは数日の間、ダマスコの弟子たちとともにいた。
20 そしてただちに、諸会堂で、イエスは神の子であると宣べ伝え始めた。
使徒9章1-20節<新改訳>