日光市のキリスト教会 大沢バイブルチャーチ

見ておられる神様

2018.1.28 週報 No28-05

今週のみことば

「あなたこそ エル・ロイ(わたしを顧みられる神)です」と言った。それは、彼女が、「神がわたしを顧みられた後もなお、わたしはここで見続けていたではないか」と言ったからである。
創世記16章13節

エル・ロイの神


長い人生には、時々(自分意外には、私の苦労や悩みは、誰にも理解してもらえない)と思うような出来事が起こります。

アブラムの妻サライの女奴隷ハガルは、悲運な生涯を送った女性でした。エジプトからサライの奴隷としてアブラハム一行と旅をしてきました。

当時の習慣で子どもの産まれない女主人サライの代わりにアブラハムの子を宿し、出産しました。

それが大きな問題になりました。ハガルは、主人のサライを見下げて横柄な態度を取るようになったのです。

その結果、追放されました。

帰る当てもない旅路に行きつまり、最早、死、意外に道がないと思われるときに、主なる神が現れたのです。

そのハガルの立場に身を置いて創世記16章を読みましょう。

涙無くしては読めないような聖書の箇所です。

そこに現れた神様の御声は素晴らしいものでした。

彼女はその時に現れた神を「エル・ロイの神」と言いました。

それは「見たもう神」「私の苦労も人生も誰にも解ってもらえないと思われた人生の出来事も」全部ご覧になって、「見ておられた神様がいた。」と言う事でした。

「共同訳聖書の訳は

創 16:13

「あなたこそ エル・ロイ(わたしを顧みられる神)です」と言った。それは、彼女が、「神がわたしを顧みられた後もなお、わたしはここで見続けていたではないか」と言ったからである。

とあります。

あなたの人生の苦労も、人知れずに流す涙も・隠れた奉仕も、誰も認めてくれないと思われた働きも・・・

見ておられる神がおられるのです。

エル・ロイの神・・・をあなたの神としてください。

礼拝への招き

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
第一テサロニケ5章16節-18節

祝福の祈り

『主があなたを祝福し、あなたを守られますように。
主が御顔をあなたに照らし、あなたを恵まれますように。
主が御顔をあなたに向け、あなたに平安を与えられますように。』
民数記6章24-26節<新改訳>